娘がコツコツ型になった理由は「毎日の習慣」
今では、決まった時間に自分から勉強したり、バイオリンを弾いたり、身の回りのことを自分でこなす5歳の娘。
でも、最初からそうだったわけではありません。
3歳ごろからプリント学習のようなものに少しずつ取り組み始めましたが、その頃は「やりたいときだけやる」「週末にまとめてやる」といった気まぐれスタイル。
娘自身は楽しんでやっていたものの、間隔が空きすぎるせいか進みが遅く、「このままでいいのかな…?」と僕自身が必要性をあまり感じられなくなってきたんです。
「どうすればもっと無理なくステップアップできるか?」と考えた末にたどり着いたのが、「毎日少しずつ、決まった時間にやる=習慣にする」という方法でした。
もちろん、習慣になるまでは親も娘も一苦労。
でも、いったん習慣になってしまえば、自然と取り組めるようになり、親も娘も大きな負担がなくなったんです。
わが家の娘にはこの方法がぴったりだったようで、今も続けています。
「毎日のリズム」が整うまで
最初は、時間を意識しないまま毎日を過ごしていたので、親子ともにダラダラしてしまうことが多く、「このままではまずい…」と危機感を抱くようになりました。
そこで、「一日のリズムを作ろう!」と決意。
もちろん、すぐにリズムができるわけではありません。
例えば勉強時間ひとつとっても、
- 寝る前にしてみる
- 幼稚園から帰ってすぐにやってみる
- 朝食後にしてみる
…などいろいろ試しましたが、どれも数日しか続かず。
何度もやり方やタイミングを変えながら、ようやく違和感のない流れを見つけることができました。
パターン化がもたらしたメリット
わが家では、起床・食事・勉強(楽器)・遊び・就寝の時間をできる限り固定しています。
パターン化の最大のメリットは、「今はこれをする時間だ」と娘が自然に理解できるようになったこと。
今でも気分が乗らない日やダラダラしたくなる日もありますが、流れが頭に入っているおかげで、自分で気持ちを切り替えて次に目を向けられるようになりました。
そして、娘にも明確な変化が現れました。
たとえば遊びの時間。
時計を見ながら「今できる遊びは何かな?」と考えるようになり、時間内に集中して遊ぶ力がついてきたんです。
その集中力と切り替え力には親の僕も驚きで、つい一緒になって本気で遊んでしまいます(笑)
習慣化を支える小さな工夫
わが家では、“物理的なご褒美”は取り入れていません。
「できなかったことができた」という達成感そのものがご褒美になるような声かけを心がけています。
声かけの際も、結果ではなく「どんな姿勢で取り組んでいたか」に注目して、具体的な言葉で伝えるようにしています。
また、家族で認識をそろえることも大切にしています。
例えば、親のどちらかが娘に大事なことを伝えたら、必ずその日のうちにもう一方にも共有。
妻と僕の言うことがズレないように、育児の声かけもチーム戦で取り組んでいます。
まとめ|習慣づくりは“子どもの自信”になる
僕自身、ルーティーンを作るのが好きなタイプなので、習慣化のハードルはそれほど高くありませんでした。
でも、繰り返しが苦手なパパさん・ママさんもきっといるはず。
だからこそお伝えしたいのは、
「習慣はすぐには身につかなくても、積み重ねていけば、確実に子どもの自信になっていく」ということ。
そして、その力は、続ける限り成長し続けるということです。
👉 プリント学習を始めたきっかけや初期の取り組みについては、こちらの記事で紹介しています。
もちろん、習慣づくりが“唯一の正解”ではありません。
これはあくまでわが家なりのやり方のひとつ。
「ちょっと試してみようかな」と思ってくださった方がいらっしゃれば、ぜひ気軽に取り入れてみてくださいね。
今回ご紹介した内容は、今後の記事でさらに詳しく掘り下げていく予定です。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました!