✅ 導入|集中力って「伸ばせる力」
子どもの集中力について、こんなふうに感じたことはありませんか?
- 「すぐに他のことに気がそれちゃう」
- 「長く机に向かうのが難しい」
- 「おもちゃやテレビの誘惑が強い…」
でも、集中力は“生まれつき”ではなく、環境と関わり方次第で育てていけるものだと、我が家では感じています。
娘が5歳になるまで、少しずつ集中する力を伸ばしていけるように、家庭の環境や声かけを工夫してきました。
今回は、特に意識している3つのことをご紹介します。
🧼 1. 「集中できる環境づくり」は、まず“家のシンプル化”から
集中力を高めるうえで、まず大切にしているのが視覚的な刺激を減らすこと。
- テーブルの上には基本的に何も置かない
- 子どもの目線におもちゃやカラフルな小物を置かない
- 図鑑や絵本は、すぐに手に取れるようリビングに配置
リビングや勉強スペースはできるだけスッキリと保ち、掃除もこまめにしています。
視界に入る情報が少ないことで、「今やるべきこと」に自然と集中しやすくなるようです。
🖥️ テレビがないことも、我が家の大きなポイント。
音や映像の刺激がない分、「静かな時間」に慣れ、集中が途切れにくくなったと感じます。
実は僕も妻もテレビが大好きだったので、処分するかどうかはかなり悩みました。
でも勢いで手放してみると、意外にも不満はゼロ。
むしろ、代わりに増えたのは親子のコミュニケーションでした。
話をしたり、一緒に遊んだり、本を読んだり…。
親の負担は少し増えますが、子どもと過ごせる時間は限られているからこそ、この「関われる時間」を大切にしたいと思っています。
📱 2. 「見本」は親から。スマホとの付き合い方も意識
子どもの前でのスマホの使い方も、家庭内で決めているルールのひとつです。
基本的には、子どもの前ではスマホを見ないようにしています。
(ただし、図鑑で調べられないことはスマホで一緒に調べることもあります)
親がスマホに夢中になっていると、子どもも自然と興味を持ちますし、
「一緒にいる時間を大事にしてくれているんだ」という無言のメッセージにもなると感じています。
🔄 3. 「時間を区切る・切り替えをつくる」ルーティンの工夫
集中力は、「長くやること」よりも、**“質”と“切り替え”**がカギだと感じています。
我が家では、生活の中に「集中する時間」「切り替える時間」をあらかじめ組み込んでいます。
- 朝食前にプリント学習
- 夕方にバイオリンの練習
- 寝る前に絵本を読む時間
こうしたリズムをある程度固定することで、「次に何をするか」が自然に娘の中にインプットされ、行動もスムーズに。
結果的に、「集中する時は集中」「休む時は休む」というメリハリが自然に育ってきたように思います。
🌱 まとめ|「集中力」は、整った環境と関わりの積み重ね
子どもにとって、集中できる環境はとても大切です。
テレビやおもちゃなどの強い刺激を少しずつ減らし、自分の世界に入る力を育てること。
そして、親の見守りや接し方も集中力を支える大切な要素。
今日も、子どもが机に向かう時間が、心地よく楽しい時間になりますように。
📝 この記事のアクションポイントまとめ
5歳の「集中力」を育てるために、今からできること:
- ✅ 家の中をシンプルに。視覚の情報量を減らす
- ✅ テレビを見直し、「静かな時間」をつくる
- ✅ 子どもの前ではスマホを見ないルールを決める
- ✅ 生活の中に、集中する時間と切り替える時間をセットでつくる
- ✅ 声かけで行動を具体的に認め、見守る姿勢を大切にする